中国最大の同人イベント:ComiCon

本文是此文的日文版,比起中文版来说介绍Comicon的文字更多而介绍COMIKE的更少
この文は日本語版であり、中国語版よりコミコンについての説明が多く、コミケについては少なくなっている

昨日(日曜日)は第5回コミコン、通称CC5が終わった、場所はもちろん一番中国らしくない上海だが
残念ながら自分は参加できなかった(日本にいるから)、なのでここでは友達の感想を読んだ感想を書かせてもらおう
まあ、みんなの話によると今回はやっぱりいろいろ問題点がある。コミケとはもちろん比べられないけど、むしろこの同人イベント自体がますます問題が抱くようになってきてる

まずはこのコミコンって言うイベントは同人イベントなのに、だんだん商業イベントっぽくなってきてる点、同人誌がだんだん少なくなってきてるほか、値段も上がりすぎるという点が一番納得できない(まあ、これもサークルによるけど、ただやる気がなくなったサークルがどんどん増えてるのも事実だ)、モノクロの同人誌一冊で50元からするサークルも少なくない、これは日本円に換算したら670円くらいもする、それと比べ日本の場合同人誌は一冊500円くらいするのが普通;それに忘れないで欲しいところは中国の物価は日本と比べたらかなり低い点、本などの出版物(しかももちろん商業誌)で例えるなら、この前紹介した「日本人の知らない日本語」、アレは定格880円だが、そのサイズの本は中国での売価はせいぜい20元まで(日本円に換算したら270円未満)だ、なのにそれよりもかなり薄い同人誌が50元もするとは本当ばかばかしい話だ(ちなみに、うちの漫研の会誌は新刊500円、既刊100円となっておる、しかも400ペーシからあるボリューム、彼らの会誌よりもかなり安い)
質についても前話したとおり、やる気のあるサークルはだんだん少なくなってる(もちろんいいものもある)

商業イベントっぽいって言うのは値段だけの問題じゃない、日本では想像できないかもしれないが、実はコミコンは入場料がかかるんだ。コミケだと自分が同人誌出すなら料金はかかるけど、買いに行くだけでは無料となっている、参加料かかるのはドリパ(ドリームパーティ)のような商業イベントだけ

さらに、またやる気の問題に戻るが、同人誌を出すサークルもだんだん少なくなっている、その代わり抱き枕カバーやぬいぐるみなどのようなグッズのほうが圧倒的に多くなっている(理由はもちろん、同人誌よりもグッズのほうが儲かる)、コミケの場合、商業ブースももちろんある(しかも西館全館)、けど同人ブースト比べると話にならないくらい少ない(むしろ同人ブースが圧倒的に多く、出す人も買う人も圧倒的に多い)、やっぱりそれこそ同人イベントだ

もう一つは場所選び、コミケのようなかなり古い歴史があるイベントとは違って、コミコンはせいぜい3年未満の歴史しかないから、コミケのようにそんなに朝5時から人がどんどん集まってくるくらいの人気はないし、それに中国一応広いから、よほどな理由がない限り長い電車などに乗って上海まで行くのもあまり常識的な話でないから、毎回毎回決まった場所(コミケならビッグサイトみたい)でやるわけではない。が、今回は極端に場所が悪いらしい、建物は古いし、交通も不便点あるし、そもそもそれ展覧会をやる場所には全然見えない(前も大体は大学でやってたけど、一応便利の点から見ても人気の点から見てもこれよりは優れている)

まあ、自分は参加できなかったのでたくさん言えないが、コミケと比べながら文句言うばかり訳ではない、ただせっかくイベントやるから、良い方向を目指して欲しいなっていう
オタクのお金はだましやすい!という観点も中国にはあるが(確かに我らは「だます」という言葉を使ってる)、まさかここまでくるとは思わなかった、日本人ならなぜ同人サークルが抱き枕カバーなんか作るの?という質問はするだろうかと、けど残念ながらこれは中国では普通のようだ。特に18禁の抱き枕カバーは中国の法律によって販売、流通が禁止されているからなかなか日本の物を中国に売るのも難しいし、けど欲しい人もいっぱいいるし、なので仕方なく自分でこっそり作ってこういうイベントでこっそり売るしかない点もあるかも(18禁の物を堂々と会場で売れるってのも上海は一番中国らしくない都市であるわけ)、ただもう一つ重要なポイントがある:儲かるからだ。同人誌の場合、漫画だったらいっぱい書かなきゃいけないし(抱き枕カバーと比べ)、印刷屋さんでページ数が多かったら代金も高いし、会場まで運ぶのも重いから面倒くさいかもしれないし、音楽の場合自分でスタジオ(しかも値段高い)探さなきゃいけないし、できたらCDにするなりブックレット作るなりも結構お金かかるし、それと比べ抱き枕カバーなら一枚だけ書けばいいし、印刷するにも同人誌と比べやすくできるし、値段ももちろん同人誌よりずっと高く設定できるし(今のばかばかしい高い値段と比べても)、人気のキャラなら文句言わず買っちゃう人絶対たくさんいるから抱き枕カバーのほうが圧倒的に売れるっていう点で、同人サークル自分が抱き枕カバー作ってるわけ、日本ではあんまり見られない風景かも

実は第2回コミコン(CC2)も、自分は参加できなかったけどいい同人誌があって、友達に買うのを頼んだのだ、なのに最近ますますいいのはないのかなって実感が湧いてきた、自分の腕じゃまだまだ全然話にならないけど、ただこれから中国の同人イベントはよい方向へ向かうよう、心から願っております

Author: 星野恵瑠

Mac user, Niji-Ota, Chinese, Now working in Japan at MAGES. Inc., Future's aim is that one day my name can be listed in Wikipedia

17 thoughts on “中国最大の同人イベント:ComiCon”

  1. Pingback: 同人誌
  2. @A.L.:
    恩,毕竟那个的授权费很高的(抱枕从很多意义上来说已经超出“同人”的范畴了,因此要原作者授权是很正常的)

  3. @A.L.:
    看定价了,所谓“同人”就是非商业性,换句话说如果你做抱枕套,定价最多不能超过抱枕套材料的定价的10%,否则就是商业性质的嫌疑(顺便一说,日本的等身大抱枕套的话,一条9800日元,初步保守估算是材料费的至少5倍以上),商业性质的话是肯定必须要授权的(其实按照日本的版权法规定的话,即使是同人,二次创作其实一样是需要授权的,只是绝大部分商家/原作者都没有起诉而已,而版权方面的起诉如果原作者不起诉的话检察机关是没有资格起诉的,仅此而已,但不代表日后不会发生类似的版权纠纷案)

  4. @Lovee:
    国内人的普遍意识形态导致的~~毕竟中国受商业化刺激过大,加上版权意识的微妙状态……在做事情的时候会考虑太多回报问题,最终导致高定价和贩卖商品~~其中还有一些想趁机牟利的商人~~结果导致了这样的状态出现……

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