こーじさんのところでこの記事を読んだ:
日本はもう立ち直れないと思う。
これを読んで、いろいろ考えた
香港のほうはあまり知らないが、やはり今の日本は中国本土と比べてずっと便利だと思う
だけどこれは日本人の先輩たちがこんな豊かな国を作って、こんな国を今の日本人に残したのである
そこで今、我々は私たちの子孫へ、どんな国を残せるか、これをもっと考えるべきだと思う
今の日本はもうダメだ、と思う日本人は少なくないと思う、だけどダメだと思って、この国をあきらめるのか?確かに今の日本の政治はいろいろ問題があるかも知れないが、それだけでこの国をあきらめるのか?
昔の中国もそうであった。政治がダメでダメで、生きていけるかどうかも分からなかった。しかし我々はあきらめなかった、今の政府がダメであれば新しい政府を作ればいい、そして今の中国、今の中華人民共和国が出来た。もちろん今の中国の政治もいろいろ大変な問題があるが、どうやって問題を解決するかこそ、我々にとって重大な課題である
今の日本人たちが目が覚めていなかったら、目を覚まさせればいい。いつかは国民はみんな目が覚めて、よりいい国を作れるんだ
外国に移民するのがダメと言っていない、むしろ中国人の立場では、日本人が中国のために働いてくれるのは心から感謝する。しかし問題は外国に行く理由はなんだ、今まだ発達していない国の発展のため行くのか、自分にとって自分の持っている経験や技術をよりよく生かすために行くのか、それともただこの国はもうダメだから速く逃げたいので行くのか、それはとても大事なポイントだと思う。前者の二つはとてもすばらしいと思うが、最後の一つだけはよくないと思う。今のこの国はダメだから外国へ行ったら、いずれその国もダメになるかもしれない、そしてダメになったらまた外国に行く、またダメになったらまたまた外国に行く、最後はもしこの地球がダメになったらこの地球を捨てて宇宙に行くのか?この太陽系の中にある唯一の青い星を捨てて宇宙のどこかへ行くのか?
中国のことわざでは、男は志向が遠大で、遠く行くべきだと言っている。もっともだと思う。しかしどんなに遠く行っても、日本人は結局日本人である。国籍を別の国にしても血は日本人の血であって変わりはない。もちろん僕も中国人として生まれて、たとえどんなに遠く行っても中国人である。それはどんなに大きな木であれ、根の位置は変わらないとは同じだ。
テレビアニメ「クラナドアフターストーリー」の第12話に出て来たセリフを思い出した:
「この町を出るときは
前向きな気持ちじゃないとだめです
でないとここは
帰ってくる場所じゃなくなってしまいます」
これはやはり、国の場合でも同じだと思う。自分の国から出て別の国へ行く時は、前向きな気持ちじゃないと、本当にもう帰ってくる場所じゃなくなってしまう。
もちろん人考え方それぞれ違うし、違うからこそこの世界がこんなに美しくて魅力的だと思う。しかしこれだけは皆さんに考えていただければと思う:外国はどんなによくても、それは彼らの先輩が遺産としてその国を残したのである。そこで我々はどんな国を遺産として私たちの子孫へ残せるのか?